WinHTTPプロキシを設定する

IEのインターネットオプションのプロキシ設定はWebブラウザでインターネットを利用する時に利用されます。


しかし、Windows Update等、システムが利用するプロキシ設定はWinHTTPという設定を利用します。

WinHTTPはGUIでは設定出来ないため、netshコマンドで設定します。


今回はWinHTTPの設定方法を紹介します。


1.現在の設定の確認

現在のWinHTTPの設定を確認するコマンドです。


下記の結果例はプロキシが何も設定されていない状態です。

netsh winhttp show proxy



2.プロキシ設定

プロキシサーバーのIPまたはFQDNとポート番号を指定して設定するコマンドです。


除外するIPやドメインも指定することが出来ます。

netsh winhttp set proxy <IP or FQDN>:<ポート番号> “<除外IP or ドメイン>”



3.IE設定のインポート

IEのインターネットオプションで設定されている内容をWinHTTPにインポートするコマンドです。


IEと同じ内容を設定したい場合に便利です。

netsh winhttp import proxy source=ie



4.設定のリセット

WinHTTPの設定をリセットするコマンドです。

netsh winhttp reset proxy



(参考)WinHTTPのレジストリ値

WinHTTPのレジストリは下記に格納されます。

  • レジストリパス:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\Connections
  • 値:WinHttpSettings
  • 種類:Binary



WinHTTPの設定方法については以上です。

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