Azure ADとApple Business Managerでフェデレーション認証を構成する

Azure ADで利用しているカスタムドメインを Apple Business Manager に追加することで、Azure ADとABM間でフェデレーション認証を構成することが出来ます。

フェデレーション認証を構成することで、Azure ADのユーザー名とパスワードでABMにログインすることが出来ます。


今回はAzure ADとABMのフェデレーションを構成します。


1.ドメインの確認

1.Apple Business Managerにログインします。


2.「設定」-「アカウント」-ドメインの「編集」をクリックします。
 ※ドメイン未追加の場合は追加します



3.ドメインが未確認の場合は、DNSサーバーに指定されたTXTレコードを追加して確認済みにします。




2.フェデレーションの構成

1.Federated Authenticationの「編集」をクリックします。



2.「接続」をクリックします。



3.「Microsoft Azure Active Directoryポータルにサインイン」をクリックします。



4.アカウントにサインインし、アクセス許可の要求の「承諾」をクリックします。



5.接続されたことを確認し、「完了」をクリックします。



6.「Microsoft Azure Active Directoryを設定済み」になっていることを確認し、対象のカスタムドメインの「確認する」をクリックします。



7.「Microsoft Azure Active Directoryポータルにサインイン」をクリックします。



8.Azure ADに存在するカスタムドメインのアカウントでサインインし、確認中の画面になったら「完了」をクリックします。



※カスタムドメインのアカウントでサインインしないと下記のエラーが表示されます



※また、アカウントの「姓」と「名」の属性が空の場合は下記のエラーが表示されます



9.接続完了後、連携を有効化します。



以上でAzure ADとABMのフェデレーション認証が可能になります。

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